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<銃刀法違反>拳銃など41丁所持、個人での押収最多 広島(毎日新聞)

 広島県警が今年2月、大量の拳銃や実弾を隠し持っていたとして銃刀法違反容疑で逮捕した男から押収した拳銃の数が、警察が個人から押収した中で過去最多に並ぶことが、警察庁への取材で分かった。男はガンマニアで、拳銃10丁や旧日本軍の小銃1丁、大量のモデルガンなど計41丁を押収され、拳銃10丁については既に起訴された。捜査関係者によると、拳銃を含む34丁の所持が同法に違反するといい、個人の銃刀法違反では異例の大規模事件となった。

 広島市南区黄金山町の清掃会社員、中川俊夫被告(65)=公判中。拳銃10丁や実弾数百発を自宅や勤務先倉庫で所持していたとして逮捕、起訴された。

 拳銃10丁と小銃1丁が実射可能で、地検は小銃についても近く起訴する方針。他は、模造拳銃10丁▽小銃のようなもの8丁▽機関銃のようなもの3丁▽拳銃部品2丁▽モデルガン7丁の計30丁。いずれも実射できないが、本物を加工したものや本物の部品などが多く、モデルガン以外の23丁は同法違反に当たるという。県警はこれらの所持についても追送検する方針だ。

 中川被告は広島地裁の公判で「発砲したことはない。実射できるかどうか分からなかった」と述べ、趣味で収集していたと弁明。銃は衝撃吸収用のケースに入れて丁重に保管していたという。

 警察庁などによると、三重県警が08年4月、同法違反容疑で逮捕した医師から拳銃8丁と実射できるモデルガン(拳銃と勘定)2丁を押収したのが、これまで個人から押収した拳銃の最多。大量押収は暴力団の捜査などに限られるという。

 取材に対し、弁護人は「大阪市内のガンショップ(既に廃業)などで購入した」と説明している。一方、ある銃砲店は「日本で拳銃を所持するなら、違法に国内に持ち込んだものか、盗品」と指摘。また、銃器評論家の津田哲也さんは「90年代半ばまで、銃の主要部品を所持することは合法だった。部品を組み立てるという形での所持はできた」としている。【中里顕】

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by dffl1llp64 | 2010-05-19 03:10